FC2ブログ
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
09

廃れゆく部屋

皆さん、廃でお会いしましょう


In 09 2011

Category: 廃れゆく施設   Tags: ---

ホテルTF

DSC01013.jpg


その日は昨夜からの雨が降り続き、瀬戸内海を見渡せる山の頂は霧が出ていた。

廃墟仲間のKさんの車で向かったのは廃墟マニアでもなんでもない人のブログ記事から知った廃ホテルだ。

実はその日、本当は四国の別子銅山を訪問する予定だったが台風接近にともなう雨のため延期。

肩すかしをくらい、もてあました廃墟探索の情熱をどうやってなだめようか考えた。

結果的にKさんとこの廃ホテルを訪問することで僕の心は納得した。


DSC01036.jpg



看板がこの廃墟の名称をチラ見させているが、まぁいいや。

霧が出ていてなんだか心霊スポットみたいだ。



DSC01037 (2)


そのブログで観た通り、この廃墟はウエルカム状態だ。

さてどんどん中に進もう。


DSC01044.jpg



建物が廃墟になってからまだ数年しかたっておらず、窓の開けっ放しによって降り込む雨の浸食以外は綺麗だった。



DSC01090.jpg



窓の外はどこを見ても青い海のはずだったが、この霧ではよくわからない。
それだけが残念だったが霧の雰囲気は好きだ。



DSC01111.jpg



旅館ではなくホテルとしながらも、あちらこちらに和のテイストを織り交ぜている。

オーナーのセンスだろうか。

淡々と撮影していく二人。

正直この物件は何も見所がないだろうと思っていた。

沢山ある同じような間取りの部屋をカメラ片手に見て歩いていたその時、

成人雑誌などがたくさん置いてある部屋があった。


DSC01068.jpg



この部屋は何か雰囲気が違う。

誰かが廃墟になった後、出入りしたことは明らかだが部屋に残された残留物を一つ一つ見て行くと、

その使用目的と使用者の趣向が明るみになっていった。



DSC01072.jpg



DSC01069.jpg



ウイッグ、使用済みのティッシュやストッキング、女性物の衣服、が散乱している。

おや?テーブルの上に何かパソコンで印刷されたらしい紙がある。


DSC01071.jpg


自分で自分の下半身の写真を撮り、それをパソコンのプリンターで印刷して手書きの熱いメッセージを添えている。



電話番号も書き込まれていることからおそらくマジだろう。
なんで俺がモザイク処理をしてやらんといけんのだ(;一_一)


そしてこの手紙は一枚だけではなかった。


DSC01075.jpg

これにはメールアドレスが・・・


DSC01086.jpg


これらの手紙はすべて違う部屋で発見した。



仮にこの手紙を書いた人が同一人物だとして、用紙の種類が全部違うのはなぜだろうか?

ひょっとしてこの手紙はそれぞれ違う時期に書いたものではないのか?

手紙を置いた人物(仮にホモ太郎とする)は家のパソコンで印刷したあとメッセを添えてわざわざここに持ってきた。

この廃墟に訪問してきた人物宛てに書いたのだ。

そして3枚目の手紙にあるように月曜日の朝になると手紙を読んで自分に興味を持ってくれた人物が来ないか

この部屋で待っていたのではないか?

そして沢山の成人雑誌や使用済みのティッシュが物語るように誰も来ない切なさを自ら慰めていたのではないか?


そんなことを考えながら他の残留物を見て行くとさらにホモ太郎の趣向を垣間見るような残留物が。


DSC01080.jpg


厚底サンダルだ。

最初はあまり気にしなかったのだが同行したKさんが「厚底の靴が多い」ということに気が付いた。

他の部屋を見ると・・・・・・・・・


DSC01082.jpg


ホモ太郎は女性物の厚底靴にも異常なほどの執着心を持っている可能性がある。


さらに・・・


DSC01074.jpg


ホモ太郎は何故か女性をかたどったダッチワイフを使用しているらしい。

単に性倒錯者なのか?



これは・・・・ヤバいぞ。


サクサク進んだ方がよさそうだ。


DSC01095.jpg


ここも同じような空間になっている。



DSC01077.jpg

どうやらホモ太郎は部屋を使った後にどんどん移動しているらしい。


DSC01096.jpg



この部屋は他の部屋と少し違う。

残留物がファンシー過ぎる。

ここで可能性として、ホモ太郎は捨てられたゴミ袋を持ちかえってここに持ってきているのでは?と思った。

ま、全部あくまで予想ですがなんとなくそう感じた。


ここをまわっている時、もちろん頭に浮かんだのは有名な「エロ本小屋」という物件だ。

主がいつここに来るか判らない恐怖を感じつつ撮影を続けた。


DSC01122.jpg



露天風呂だ。

とってつけた感がハンパないが遠のく客足を取り戻すための努力があちこちで見ることができた。


DSC01118.jpg



厨房、蝙蝠が住んでいるので注意。


DSC01113.jpg


食堂もかなり荒らされている。

かなり広いし景色も良かったはずだ(霧でみえんけど)

DSC01141.jpg



娯楽室もある。

卓球台とビリヤード台が近すぎて絶対にケンカになると思った。

自販機は破壊されている。


DSC01147.jpg



気色悪い壁紙の部屋だ。

どうやらこれでほとんど見終わったらしい。



DSC01133.jpg


そして出てきたところは玄関だった。

僕とkさんが入った入口は2階の非常口だったからw

意外と大きく、そして迷宮のような造りだった。

残留物も戦慄で久しぶりに刺激的な廃墟探索だった。

今回は自分が廃墟探索をしている理由の一つがよくわかった。

それは写真を撮るためじゃなくて「非日常」を感じることのできる手段として廃墟探索をしているということだ。

そういう意味で今回の廃墟は楽しくてスリルがあった。

今回、雨なのに付き合ってくれたKさんありがとう!


皆さん、また廃でお会いしましょう。


DSC01129 (2)




にほんブログ村 写真ブログ 廃墟・廃屋写真へ
↑クリックしてくれたら嬉しいですヽ(・∀・)ノワチョーイ♪


コメント下さる方は↓にある「本文」をクリック!!

スポンサーサイト



本文: 12   Trackback: 1

09 17 ,2011 Edit


Back to top