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廃れゆく部屋

皆さん、廃でお会いしましょう


In 09 2013

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木工所になった小学校





岡山県の北に伸びる県道を走っていると、工場の敷地の中に明らかに木造校舎らしき建物が見えてきた。




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ほんの10年くらい前までは現役の木工所だったようだが、雰囲気だけなら30年くらい経ってそうに見える。



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ここはもともと小学校だったようだ。

1960年代に廃校となったらしい。

少し広めの廊下。

教室には黒板がまだ残っている。




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この村に悪い子はいないせいか黒板に定番の落書きはなかった。




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木、そのものは熱を持っている訳ではないのだけど金属やコンクリと比べて視覚的な温もりを感じるのは確かなんよ。




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10年くらい前、この木工所は倒産した。

残留物や家具などを見ていて、ある日突然人がいなくなったという印象を受けたのも頷ける。




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扇風機、冷蔵庫がそのままだ。

この作業台を見て気付かれるだろうか。

もともと学校にあった子供用の机を4つ利用して一つの作業台を作っている。



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卒業制作もあった。

これを作った生徒たちは、我がふる里を描きながら「僕らの村は山と畑と川しかない」ということを再認識させられたに違いない。



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まだ腐りもせずしっかりとした渡り廊下を渡る。

こんなに安心して渡れる廃校の渡り廊下も珍しい。



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この木工所は色んなものを作っていたみたいだが、生き残るために模索した結果だろう。




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比較的整頓された作業場。

材料などがそのまま置いてある。

ある日突然、倒産解雇を言い渡される気持ちってどんなだろう。

俺も他人事じゃないんだけど(´・ω・`)




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開けっ放しの窓から植物が「そろそろ入っても良いスか?」って感じで伸びてきている。

廃墟に植物の侵食はつきもの。

これから更に熟成が進むとどんな状態になるのだろう。




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倒産した物件は差し押さえになるのが常で、そうなると解体するにしても難しい。

買い取り手が決まれば買主が更地にするのだろうけど、この田舎では土地は他にいくらでもある。

おそらく当分このままだろう。




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ごった返した作業場。

当時どれくらいの従業員がいたのか近所に訊いとけばよかった。

多分2~30人くらいだと勝手に思っている。




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作業場の女神を発見。

アイドルのポスターとかじゃないんだ。



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さて、一度校舎を出て体育館のほうへ向かう。



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トイレは学校にあったものをそのまま利用していたらしい。

比較的綺麗だったが現代人にはちょっとアレですよね。




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えーと、ちょっと記憶が曖昧なのだけど体育館の中にある部屋だったっけか。

無数の工具類が置いてある部屋だったと思う。

機械類のメンテをしていたのだろうか。

ここでも数名の方が作業されていたようだ。





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窓越しに見えるは長閑な田園風景。

以前東京や横浜に2年間ほどいたことがあったが僕はやはり田舎が良いと心底思った。

まぁそれは人の好きずきですね。




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人がいなくなって十年くらいしか経っていないものの、もともとかなり古い木造校舎を再利用しているせいもあり

崩壊の日は着実に近づいている。




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体育館入ると面影が感じられないほど「木工所」になっていた。

天井には材木を切断した時に出る削りカスを吸いこむ「集塵機」のホースが伸びている。




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下から見るとまるでこっちを見ている巨大ミミズみたいに見えなくもないような気もするかもしれない。

木工所に再利用された校舎、最初はあまり期待していなかったのだけど残留物の多さや廊下の雰囲気が意外と良かったッス。





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最後に黒板に書かれた謎のメッセージをご紹介。



倒産した会社の社長が従業員にあてて書いたものか。



「圓く(丸く)とも一廉(一角)あれや人心 あまりまるきわ 転びやすきぞ

 然らば! 頑固さを笑いて!

 曲がりても杓子は物をすくふなり 直な擂粉木摺りつぶしけり」




ネットで調べて僕なりに解釈すると・・



「誰ともぶつからず円満なのは良いが、時にはしっかりとした自分の意見を持つことが大切だという。
それなら 私の頑固さを笑えばいい。
真直ぐに生きるばかりが能じゃない、曲がっている杓子こそが役に立つこともある」



ということだろうか・・・間違っていたらごめんちゃい。



さて、これからこの建物がどうなるのか分からない。

倒産後、どうかなる前に訪問することが出来て本当に良かった。




廃校と倒産という憂き目に遭ったこの校舎だけどそんなんカンケーねぇよってくらい堂々としていた。










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09 26 ,2013 Edit


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