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廃れゆく部屋

皆さん、廃でお会いしましょう


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Category: 廃れゆく建物   Tags: ---

宮首屋敷の真実

今から約3年前、広島のサイト「広島 陽のあたらない所」で公開された物件が全国の廃墟マニアの中でも話題となった。

管理人は故中国痴呆建設局さん(以下中国氏)。

僕は彼のブログサイトが大好きで数年前からよく読んでいた。


その公開された物件は普通の木造モルタルの一軒家で廃墟マニアでも一見しただけで特に魅力は感じない廃屋だった。

壁には家族の写真が飾られ残留物がそのまま残されており、まるである日突然家族がいなくなったように見える。



中国氏が居間に置かれた日記を開くとその建物はとたんに異彩を放つ存在に。



その日記にはその家族が家を捨て、失踪するに至った経緯のようなものが書かれてあったと言う。

詳しくは中国氏のブログのこのページで見て欲しい。


当時の廃墟マニアは様々な方法を駆使しこの物件を探した。

しかし意外にもなかなか見つかることは無かった。

最初中国氏は安佐南区という場所で「宮首屋敷」というタイトルでアップしたらしい。

しかし場所の露呈を恐れてか、はたまた場所を勘違いして誤った情報を記載して削除したのか一時的にアップを停止し、その後「坂の上の家」というタイトルで再アップし場所については不詳。


この物件の捜索にあっては2ちゃんねるなどでスレが立てられて情報交換が行われた。

後には宮首屋敷の検証サイトが立ちあげられた。

僕も個人的に探していたのだが全く見つからなかった。

それだけならまだしも検証スレでアップされた航空画像を僕は「宮首」だと勘違いして「みつけた!」なんてつぶやいてしまい、世間から失笑されることになった。
まぁ、笑われるのはいつものことです(^^ゞ


前置きがかなり長くなったのだがつい最近、掲示板で広島のある地元民がこの「宮首」を見たと発言したことから宮首は急展開を迎える。

宮首はもう存在しないと主張する人たちもいたが彼はなんと現在の宮首の画像まで貼りつけたのだ。

こうなると検証サイトの考察議論が再燃。

そのやり取りの中でヒントを見出しいち早く場所を特定したのが我が師匠タケピンさんだった。


さてここからが本題です(ごめんね)


DSC08845.jpg


真夜中の2時半に出発し師匠と6時に待ち合わせた。


DSC08885.jpg


この建物の前に立った時、一瞬感動した。

ずっと待ち望んだ瞬間が訪れたのだ。

しかし周りの目もあるので早々に中に。


DSC08856.jpg


ああ、場所情報を得るために穴が開くほど見つめた居間が目の前に!

中国氏のブログにあった家族の写真も壁に掛けられていた。

残留物がそのままで本当に異様な景色にしばし茫然とした。


そんなことよりも「日記」だ。

そう、僕たちはあの家族が失踪した手掛かりが書いてある日記を探しに来たのだ。

人の書いた日記を読むことが悪いことだということは判っている、ごめんなさい。

でもあのブログを読んでから今までずっと家族が失踪した理由が気になって仕方がなかった。


ところが探せど探せど何もない。

実は来る前から「日記がない」というのは考察サイトの管理人も書いていたので判っていたのだが、きっとどこかに隠されているのだと思ってた。

しかしどうやらこの建物から外に持ち出された可能性が高い。

もちろん全部探した訳じゃないけど、隠しそうな場所はみたつもりだ。


DSC08880.jpg
 

二階も残留物で溢れかえっているがどうやらここにもなさそうだ。

睡眠不足と疲労と暑さでフラフラになり失意のまま建物を出た。

捜索時間は1時間位だ。



さて、どうしても納得が出来なかった僕は別の視点から真実に近づくべく調査を開始した。



調査を続ける中で僕は衝撃的な事実を知ることになった。



僕たちがずっと探し求めてきたあの建物。

「時の扉」と並び、広島のみならず全国的に注目されてきた宮首屋敷の真実。


それは、


壁に掛けられたあの写真の家族、あの一家が宮首屋敷に住んでいたという事実はないということ。


あの家に住んでいたのはあの家族ではなく、壁に掛けられた写真に出ている小さい子供の祖母にあたる人だったのだ(Mさんとする)


もう一度書くがあの写真の家族が宮首屋敷に住んでいたという事実は全くなかった。

あの屋敷に行ったことがあれば判るはずだ。

残留物のどれを見ても若夫婦の物や子供の物は全くなかった。

ギターやポスターは息子と住んでいたときのものが残っていたのだろう。

よく考えてみたら「自分の家族写真」を壁に画鋲でとめて飾るのはその家族ではなくお年寄りたちだ。


詳しい内容はここで話せないが例の日記は祖母Mさん自信が抱えていたあるトラブルについての辛苦を吐露したものだった。


祖母Mさんはトラブルのために結局家を出ることになりその後他界されたようだ。

確かにこれなら祖母Mさんの状況と日記の内容が一致する。



ちなみにあの写真の家族は今も健在だと判った時何故か自分のことのようにほっとした。




さて、ここで事実を再確認したい。


まず、

1.最後に宮首屋敷に住んでいたのは祖母だけ。

2.あの画像の家族は今も健在。

3.日記を書いたのも祖母。


ということだ。

おそらく中国氏はあの日記と壁の写真をみて勘違いをされたのだと思うがそれも仕方がないかもしれない。



今はあの建物がこれからは静かに自然に還ることを誠に勝手ながら期待したい。

まだ日記を持ち去ったのは誰かという謎は残るのだが、家族が失踪した訳ではないと判明した今、日記の所在も個人的にどうでもよくなった。


とても短い間だったが廃墟マニアとしてこの「宮首屋敷」に教えられたことが大変多かった。

多過ぎて吸収しきれないほどだ。


そんな宮首屋敷と可愛い人形に感謝しつつレポを終えます。



DSC08861.jpg



あとがき_

2012年9月3日、中国氏のご友人、カズさんのブログどうも僕です。において中国氏が亡くなられたことを知った。
広島の西部を知りつくした彼に、一度はお会いしたかったのだが本当に悔やまれる。
彼のブログには何故か惹きつけられる不思議な魅力があった。
飾らない文面と素朴な画像、そしてドキュメンタリータッチな展開が何度読み返しても飽きさせない。

心からご冥福をお祈りいたします。


くまお






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本文: 9   Trackback: 0

08 05 ,2012 Edit


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Comments

Re: タイトルなし
>ちくわぶさん
本当に申し訳ないです。
でも目的の物件に行く途中や探している途中に素晴らしい物件と出会うことがあります。
たとえ目的の物件を見つけられなくても、現地の方との出会いや新しい発見があると思います。
そしておっしゃる通り自分で見つけた達成感はひとしおです。
応援しております。

くまお

くまおさん 
こちらこそ、ご返信ありがとうございます。

やっぱりそう簡単にはいきませんよね笑
地道に現場を彷徨ってみようと思います。
自分の力で見つけた方が達成感も増すでしょうしね。
どうもありがとうございました。お話できてよかったです。😊
Re: タイトルなし
ちくわぶさん>
はじめまして。
訪問ありがとうございます。
ネットで廃墟を探して壁に当たってどうしようもなくなる時ってありますね。
この物件は記事にありますように私が見つけた訳ではないのでなおさら勝手なことができません。
ただ、今現在は宮首を特定された方も多くかなりのヒントがネット上に存在していると思います。
そのヒントのあたりを車で廃屋を探しながらウロウロしたらきっと見つかると思います。
頑張って下さい。
お力になれずすみません。

くまお



はじめまして、こんにちは。
僕も自力でできる限り探しましたがなかなか見つかりません。
率直に、ヒントを頂けないでしょうか。
贅沢を言って申し訳ないですが、陽のあたらない所ファンとしてどうしても訪れてみたいのです。
スルーして頂いても構いませんが、宜しくお願いします。
ありがとうございます
Re: タイトルなし
佐伯区民さん>お隣が親戚関係にあるかどうか、詳しくは判りません。お力になれずすみません。
ありがとうございます

ちなみに、これだけは聞きたいのですが
隣の家は宮首屋敷の家とは親戚関係なのでしょうか?それともただ隣に住んでただけの他人なんでしょうか?
それだけが謎で、またそれはネット上に書いても大丈夫なことだと思うので・・・
>佐伯区民さん

はじめまして、管理人のくまお廃中です。
コメントありがとうございます。

検証サイトにコメントを書こうとするのですがうまくいきません。
なのでこちらのほうにコメントしますね。
調査手段に関しては関係者の方に迷惑がかかりますのでここで書くことはできません、よろしくご理解下さい。
取り急ぎご挨拶まで。
ついに宮首に行かれたのですね。
もし可能ならば、検証サイトにもお越しください。
調査の手法も興味深いし、一度会ってみたいなと思います。

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