FC2ブログ
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
07

廃れゆく部屋

皆さん、廃でお会いしましょう


Category: スポンサー広告   Tags: ---

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 

-- -- ,-- Edit


Back to top


Category: 廃れゆく施設   Tags: ---

旧牛窓簡易裁判所



あれは去年の暮れのことだった。

友人と4人で岡山県の牛窓にバイクのツーリングに行った時、道路沿いにだいぶ廃れた洋館が立っているのが目に入った。

友人とご飯を食べ、近場を観光した後で帰るつもりだったが僕だけ無理を言って先ほど見た洋館に戻った。

無題

斜め向かいに警察署もあり、緊張する物件だ。


少し離れたところにバイクを停めた。

その途端、雨が降ってきた。

ラッキーだ。

雨や雪の日は表通りから人の往来が減り、侵入が楽になる(言ってることがやばいな)


ST340313.jpg


かなり古い建物みたいだ。

今でもそうだけど石造りの建物は結構レアだ。

銀行や行政官庁などの建物は火事や地震、強盗から重要な書類、財産を守るために堅牢な石造りが多い。



ST340315.jpg


さて、まず謝罪しないといけないのはこの画質。

今回のレポの全ての画像は古い機種の携帯電話のカメラで撮っている。

バイクのツーリングに一眼と三脚が必要ないと思ったのだがこれが取り返しのつかないことに。

そもそも僕がブログで名称や場所を晒しているということで賢明な読者はすでにお気づきかと思うが・・・

そう、この建物は2週間前に解体されました。

あともう少ししたら一眼でリベンジするつもりだったのに・・・


人と廃墟は一期一会。


さてこの時はそんなことになるなんて露ほどにもしらない僕は意気揚々と中に。


ST340310.jpg


もう、こんな写真ばっかりでろくなのが無いがこの建物の中を公開しているのはこのブログだけだと思うので我慢してもらいたい。

最初、病院かと思った僕は「廃病院♪廃病院♫」と歌いながら歩いていた。


そして・・・・・・


ST340298.jpg


この表札をみた時、僕は思った。



「これ・・・何て読むんだ??」






そして僕は再び歌い始めた。

「廃病院♫ 廃病院♪ 廃病院ったら廃病院!フフフン♪」


ST340306.jpg


なので当然この両脇に棚が設置されている部屋はカルテを置く部屋だと思っていた。

この時点でほぼ100%病院だと疑わなかったんだ。




ST340311.jpg

そして「この部屋は診察室だな、俺の目はごまかせないぜ」と完全に間違っているのにカッコつけてそう思い込んでいた。



ST340312.jpg


ST340304.jpg



この廃裁判所は建物の老朽化で放棄された後、地元の民俗文化資料館として再スタートした。

が、元々老朽化で放棄された物件なのですぐにまた放棄されたらしい。

この貼り紙から察すると歴史の語りべがこの施設にいたということを表しているのかな。



近代建築Watchというサイトにこの廃裁判所について詳しく書いてあるので参照に。


ST340295.jpg

このサイトによるとこの廃裁判所は大正4年に建てられたらしい。

なんとか保存する方法はなかったのか、なんて無責任なことを言ってみる。



ST340309.jpg


トイレの雰囲気もとても素敵だった。




ST340308.jpg


大便用のドアひとつでも時代を感じさせる。



ST340294.jpg

このガラスシェードなんてきっと今買ったら高いよ。

瓦礫の下敷きになったんやろか・・・



ST340293.jpg



おそらく法廷。

この建物の中で一番立派で照明も多いから。
根拠としてはかなり弱いけど。


ST340296.jpg


この階段がまた素敵だ。




ST340302.jpg


電灯のガラスシェード、ブランケット、窓。

全てが大正ロマンを彷彿とさせるものでアンティーク好きな僕にはキャーキャーもの。

そしてその時まだ勘違いしっぱなしの僕は「こんな素敵な廃病院見たことが無い」とか言っていた。




ST340299.jpg


さて2階の一番奥の部屋の手前まで来た。


ST340300.jpg


しばらくうっとりと眺めていた。

かなり身体が冷えてきて日が傾いているので再訪を誓って外に。



ST340316.jpg


表にいらした理容店の女性店主と少し立ち話をした。

そしてここが廃病院ではなく廃簡易裁判所だったことが判明。

その時あの表札に書かれた「辯護人控室」が「弁護人控室」であることが判った(馬鹿)

この50~60代の女性店主が子供の頃、傍聴席に座ったことがあったことや昔はとなりの空き地部分に検察庁があったことを教えてもらった。

今、このテキストを書きながら改めて惜しい建物だと思う。

もう数週間後には行く予定だっただけに本当に悔やまれる。

が、もう悔やむのはやめた。


偶然にも発見でき、中に入り、携帯電話のカメラではあるが写真に収めることができ、こうしてブログにアップできたのだから幸せとしよう。



足ることを知らないといけないよね。

今はこの廃に出会えたことを静かに感謝しつつこのレポを終えます。


にほんブログ村 写真ブログ 廃墟・廃屋写真へ
↑クリックしてくれたら嬉しいですヽ(・∀・)ノワチョーイ♪




コメント下さる方は↓にある「本文」をクリック!!











スポンサーサイト

本文: 4   Trackback: 0

02 02 ,2012 Edit


Back to top



Trackbacks

Comments

Re: タイトルなし
弁です。便でも勉でもなく弁ですw

最近でも弁護士の名刺には古い「辯護士」の文字を使うことがあるそうです。
勉強になりますね( ..)φメモメモ
Σ弁だったのか
私も勉強になった
Re: タイトルなし
擁護するには狭すぎる部屋でした。
「辯」という漢字は「弁」の旧字体だったとは露知らず。
勉強になりますなぁw
擁護人控室(ようごにんひかえしつ)だと思う

Leave a Comment

Back to top


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。